make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。



勢い余って映画「電車男」を観る。しかも初日。一人で。場所は六本木ヒルズのヴァージン。だいぶ盛況の場内。場所が場所だけに、日が日だけに(土曜日)、20代前半くらいのカップルがメイン。
「どんな映像表現をするのだろう?」という疑問が一番に頭の中にあった。BBSの書き込みなどをどう表現していくのか、と。まあ、それなりにという感じ。板住人をステレオタイプ化というか記号化した人々(オタク三人組、疲れたサラリーマン、主婦、引きこもり・・・)を出すというスタイル。なるほど。
あとは原作にあった、電車男が洗練されていくことによる昂揚感。うーん、これが映画版だとあんまりなかったかな。
で、個人的にはVFX。これがオモシロかった。よかった。特に最後のシーン。あの使い方とか色合いは好き。あれはあれでポップアート、な感あり。
帰りしな、観に来てた女子高生の会話を意地で聞く。「ちょーやばい、ひさしぶりにキた」とのこと。いや僕もなんだかんだいって鑑賞中ずっとニヤリ。
デートには適してると思います。
木村剛もチラリ、カメオ出演。あと「プラトーン」でもニヤリ。電車男の字の下手さがリアル。
エンドロールの後まで観た方がいいです>これから観る方
■映画「電車男」 http://www.nifty.com/denshaotoko/