make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

丘の上の向日葵

最近、U-NEXTで「丘の上の向日葵」(1993年)を観ている。脚本は山田太一で、主演は小林薫。 そんな中で、「ふぞろいの林檎たちⅤ」のシナリオが出版されることを知る。不勉強で「Ⅴ」が企画されていたことも知らなかった。これは確実に購入すべき本だ。 www.k…

Homeshake

今年の秋にHomeshakeが来日するらしい。ライブ行きたいな。 www.youtube.com

サンフランシスコ

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約2年ぶりのライブ

12月15日に、KIRINJIのライブを鑑賞。会場は、お台場のZeppだったんだけど、椅子が配置され全席指定。通常、スタンディングのライブがメインのはずのZeppに椅子が置かれているだけでとても違和感。ニューノーマルのライブの形だなと思った。 ライブ自体、会…

令和の東京五輪

東京五輪決定(2013年)から、今現在(2021年)に至るまで。もう、地獄のようだと思ってしまう。政治を含めたリーダーシップに多くの原因があるはずで、それを検証して次代につなげていかないと、戦後(1945年)から日本は何も変わらない。

大豆田とわ子

坂元裕二脚本の「大豆田とわ子と三人の元夫」が面白い。現時点で2話放送されているが、初回で張られた伏線が徐々に回収されてきている。2話では、岡田将生演じる3番目の夫との出会いや別れの馴れ初めが描かれ、ある事件をキッカケに3番目の夫は少し成長した…

資本論

2021年1月に放送されている「100分 de 名著 ”資本論”」がとても面白い。あまりにも有名な書籍だが、読んだことはなかった。資本論をめぐっては色々な解釈や読み取り方があると思うけど、現在の日本社会をなぞらえながら解説しており、毎回興味がそそられる。…

KIRINJIがリリックで表現する世界観について

KIRINJIのベストアルバム『KIRINJI 20132020』が先日リリースされて、ずっとリピートしている。改めて聴いてみると、そのリリックで描かれる世界観が(良い意味で)狂っていると感じた。 KIRINJI 20132020 (デラックス・エディション)(完全限定盤)(SHM-CD)(B…

かなしいうわさ

4月上旬に緊急事態宣言が発出されて、5月末頃に解除になって1ヶ月強の時間が過ぎた。徐々に日常が戻ってきて、僕自身、仕事で外出する機会も増えた。通勤電車の乗車率も目に見えて上がっている。そして、どうやら「第2波」というヤツの足音も聞こえてきた。…

未曾有の事態の渦中に

しばらく更新してなかった間に、世界の様相は激変してしまった。

猪野秀史による令和歌謡、……なるほど。

猪野秀史(INO hidefumi)といえば、やはりデビュー盤のマイケル・ジャクソン「ビリージーン」のフェンダーローズによるカバーが鮮烈で、当時愛聴していた。その後はあまりその活動を追っていなかったのだけど、2018年にリリースされた「SONG ALBUM」は、今…

ミッドタウンで鑑賞した「パラサイト 半地下の家族」について

少し前の話になるんだけど、2019年末にミッドタウン日比谷のTOHOシネマズで先行上映されたポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」を鑑賞した。韓国映画界から世界に飛び出して活躍しているポン・ジュノ作品は好きで、と言っても、それほどマニアックに…

Asteroid Desert Songs「...Anyway, We'll Arrive at the Desert」

Asteroid Desert Songs(A.D.S.)の歌モノ曲である「...Anyway, We'll Arrive at the Desert」は泣けるメロディ。ときおり、無性に聴きたくなる一曲。Google翻訳で曲名タイトルを入れてみたところ、「とにかく、砂漠に到着します」と訳された(笑)。 Astero…

2019年、最も美しい音楽と映像ーFKJ LIVE/ウユニ塩湖

FKJを知ったのは、2018年のこと。たしか、コメダ珈琲で仕事したときにたまたまかかった曲(USENかな?)をShazamで調べたところ、それが「SKYLINE」で。浮遊感と透明感あるトラックとボーカルが自分にとってかなりストライクだった。そこからApple MusicやYo…

NIPPSとCQが語る、ブッダブランドのデビュー前夜

確か、1995年か1996年だったと思う。当時、新宿アルタにあったレコード屋・CISCOで購入したブッダブランドの『黒船』は衝撃的だった。特に「FUNKY METHODIST」の日本語・英語を入り混じった、しかもメロウなフロウに今までの日本語ラップにはない"ホンモノ感…

狂気の山脈にて

日々、寒くなってきて、すぐに冬が来てしまう。そんな今時期に思い出すのが、田辺剛が漫画化したラブクラフト「狂気の山脈にて」。極寒の南極を舞台にした、超古代文明モノで、全4巻。緻密な描写で、ラブクラフトが創り上げた狂気的な世界観を視覚化している…

2019年のピチカート・ファイヴ

僕は、1990年前半〜半ばの、所謂「渋谷系」ブームの直撃世代である。HMV渋谷店を発信源とし、音楽以外のカルチャーを巻き込みながら若者たちに巨大な影響をもたらした「渋谷系」の中心はフリッパーズギター(小山田圭吾・小沢健二)ではなく、ピチカート・フ…

クニモンド瀧口「2019 City Music Tokyo FW」

2000年代以降のシティポップの潮流は、流線形から始まった。といっても過言ではないほど、流線形というユニットは現在のポップシーンで重要な立ち位置にあると思う(しかも再始動するとかしないとか)。僕は、2000年代半ばくらいに流線形Tシャツを購入して、…

Madison McFerrin

僕は主にApple Musicを使って音楽を聴いている。Apple Musicでは、毎週日曜日に「For You」ページから、僕の好きそうなテイストに合わせた「Chill Mix」が作成されるんだけど、それを聴くのが毎週末の楽しみになっている。さらに、そこから全く新しいアーテ…

台湾のG.RINA

YouTubeやSpotify、Apple Musicなど、デジタルなリスニングスタイルが一般化することで、まさに「音楽に国境がない」状態が加速している。 ここ最近は、日本の80年代シティポップが海外で発掘され、そのフォロワーが出てきているけど、その代表的な曲といえ…

ビル・エヴァンス「From Left to Right」

2019年の秋というのは、台風が猛威がふるい、首都圏でも甚大な被害が出た。全てをなぎ倒しそうな風と、バチバチと強い音を立てて降る重い雨。自然の前で人間はこんなにも無力なのか、ということを改めて知ることになった。 そして、今日も雨が降っている。そ…

Chillhop Records

今年、じわじわとムーブメントになったローファイヒップホップ。その火付け役となったレーベルの一つが、オランダを拠点とする「Chillhop Records」だ。 どうやらこのレーベルは季節毎に所属アーティストのサンプラー的なミックスを出しているらしくて、YouT…

ひとりキャンプで食って寝る

昔から割とテレビドラマ観るのが好きで、番組改編期には少し胸を躍らせてしまう。2019年10月期は割と観たいものがてんこ盛りな状態で、藪から棒に観ているのだが、ふとあんまり前情報なく、三浦貴大・夏帆主演の「ひとりキャンプで食って寝る」を流し見程度…

広島カープの新監督に佐々岡真司。野球選手のキャリアって?

幼少期に約2年、広島市の牛田というエリアに住んでいて、何回か当時の市民球場で野球観戦をした。という原体験があるので、以来ずっと広島カープを応援している。 ここ数年は面白いくらいに勝ってくれて、夢みたいなシーズンだったけど、今年は浮き沈みが激…

ikkubaru「Street Walkin'」

ここ数年、日本発のシティポップが海外に飛び火している。今は、欧米にまで広がっている印象があるが、東アジアにおいてはすでに一つの確固たるジャンルとして確立しているような感覚がある。その代表格とも言えるのが、インドネシアのikkubaru(イックバル…

KIRINJI「killer tune kills me feat. YonYon」

9月末でこれまで所属していた事務所・ナチュラルファウンデーションを退所し、10月からホリプロ所属となったKIRINJI。超メジャー事務所の所属に、少し驚きがあったのですが、今後どんな展開していくのか注目が集まります。 と、そんな今後の展開を予見させる…

maye「Tú」

これは偶然にもTwitterで知ったmayeというアーティストの新曲。ミドルテンポの流麗な曲なのだが、とにかくPVがかわいらしい。ソフィア・コッポラ感というか。特にプール(海?)に浮かぶシーンはとてもきれい。 youtu.be

The Marías「Ruthless」

たまたまYouTubeで流れてきたThe Maríasというアーティストの曲。The Maríasは、LAの5人組でネオソウル系の洒脱な音を奏でる。フロントマンであるヴォーカルの女子のルックスも非常に良くて、アイドル的な雰囲気もある。 youtu.be

GW

フリーランスと言えば聞こえはいいが、ただの自営業者にとってみると、GWのある5月は営業日が少ない月とも言える。GW中はクライアントからの連絡もほぼなくおだやかで凪のようだが、GW明けからは頑張らないといけない。すでに予定も埋まり気味だ。*全然脈略…

BD

去年に引き続き、また一つ年を重ねた。 思えば遠くへに来たものだ。