make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

適応能力の話



野球の話に続いて。
基本的に運動神経が良くない、体育の時間が嫌いだった僕は、スポーツに関してはいかんせん疎い。ニュースの見出し程度は分かっているといったレベルの知識。サッカー、野球くらいの基礎的なルールなら分かるけども、バスケとかになると全く分からない。故に、学生時代体育の成績で5段階評価で2を取ってしまう始末。男としてはやりきれん。
さて、スポーツに疎い僕ですが、ここ最近になってようやく注目すべきプレイヤーがあらわれた。
それは、メジャーリーグ投手・長谷川滋利マリナーズ)。36歳。
これは熱い。
ちょっと前から、クレバーな印象はあったのだが、先日氏の「適者生存」(幻冬社文庫)を読み、マガジンの実在人物マンガを読んだときのように、感銘。
野茂やイチロー、佐々木。彼らのような才能に恵まれていないと自覚している彼は、自分の強みを「アジャストメント能力」にあるとしている。どのような場所・場面に於いても、適応していくという力だ。NHK英語でしゃべらナイト』にも出演していたが、メジャーに渡る=アメリカで生活をしていく、ということで、英語を勉強。アメリカでの生活環境にアジャストメントしていく。
この思考をスポーツだけでなく、仕事にも置き換えて考えていくことは可能。
仕事において、環境はすぐに変わる。異動・転勤なんてものは当たり前で、上司(あるいは仕事のパートナーやグループ)が変わっただけで、"やり方"も変わってくる。そこに、いかに適応していくか、自分の役割をはっきりさせていくか、が重要。
しかも単にゴマすりではなく、如何に自分のポジションをはっきりさせていくか?がさらに重要。

そこで僕自身のアジャストメントの仕方。仕事編。
基本的に、超真面目に仕事に取り組む。熱心にやる。ストイックだねぇ、と言われるくらいやる。で、会話の中に男の好きな「下ネタ」。女の好きな「悪口(いざこざが起こらない程度で冗談に転化できる程度/人の悪口に猛烈な合いの手)」をアクセントをして取り入れる。そうすると、仕事は熱心で面白みがあるといった絶妙な立ち位置を確保。実作業出来るかどうか本人次第だけども。
いや、もっと効率の良い適応の仕方を開発せねばならないけどね・・・