ソフトバンクのTVCM

●SMAPさんが主演しているソフトバンクのTVCM。現在放映中の「孫さん、剣道強えんだよ」（木村さん）というバージョンのものに、異様に違和感を覚える。このCMは、【ソフトバンクの店舗で店員さんに向かい、SMAPの面々が色々と話している】という設定。中居さんと木村さんで、ソフトバンクグループの創業者である孫さんを話題にし、上記のような言葉が出てきているのだが…。

まずもって、この言葉がもともと台本にあったのか、会話の中で自然と出てきたのか、本当のところは分からない。しかし、自社のサービスを宣伝するCMの中で、そのサービス提供者の代表について言及するというセンスに？マークが浮かんでしまう……。第一、「孫さん」という人が、どこの誰か分からない視聴者だってたくさんいるはず。視聴者を突き放す演出であれば分からなくはないが、このCMで、それをやる必要はないと思う（CMの意図と、だいぶブレるので）。さらに、「孫さんについての会話を出す」という一種の内輪ノリみたいな編集センスにも、？マークが浮かんでしまう……。