make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

2019年のピチカート・ファイヴ

僕は、1990年前半〜半ばの、所謂「渋谷系」ブームの直撃世代である。HMV渋谷店を発信源とし、音楽以外のカルチャーを巻き込みながら若者たちに巨大な影響をもたらした「渋谷系」の中心はフリッパーズギター小山田圭吾小沢健二)ではなく、ピチカート・ファイヴ小西康陽とCTTPの信藤三雄だと、個人的には思っている。そして、それを大衆に翻訳しながら(さらに「渋谷系」現象を面白がりながら)拡散していった川勝正幸の功績も非常に大きいと思う。

……と書くと、止まらなくなるのでここら辺にしておきたいが、2019年11月にピチカート・ファイヴのベストが出た。しかもサブスク解禁。これは嬉しい。しかも今回のアートワークも信藤三雄との話。

そしてこの前、ピチカート・ファイヴを特集したミュージックマガジンに書いてあったのだけど、2018年くらいに「再結成しようと思った」と小西康陽がインタビューで話していて、えっ!となった。結局、その話は流れたらしいけど……。

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