クニモンド瀧口「2019 City Music Tokyo FW」
2000年代以降のシティポップの潮流は、流線形から始まった。といっても過言ではないほど、流線形というユニットは現在のポップシーンで重要な立ち位置にあると思う(しかも再始動するとかしないとか)。僕は、2000年代半ばくらいに流線形Tシャツを購入して、そのTシャツは夏になると度々着用する。誰にも気付かれないけど。
で、その流線形の中心人物はクニモンド瀧口氏。選曲家やDJ、文筆家(現在は男性ファッション誌「UOMO」でコラムを連載)としても活躍されている瀧口氏がApple Musicでプレイリストを公開した。
今更ですが、最近Apple Musicに登録をしました。結構探していた曲があったりと、なんだかんだ音楽を聴く時間が増えました。せっかくなので、共有することにしました。気まぐれなので、いつ止めるか分かりませんが、よかったら聴いてみてください。 https://t.co/XUTDgi5MfI
— クニモンド瀧口 (@cunimondo) November 7, 2019
佐藤博からスタートし、iri、さとうもか、GUIRO、松本伊代、中原めいこ、キャロル&チューズデイのOST、一十三十一……など新旧折りませながら、最後は坂本龍一&カクトウギセッションで締めるというプレイリストで、最高に耳触りが良い。
その中でも白眉は、ジャパニーズソウルのど定番「頰に夜の灯」(吉田美奈子)に続く、「STARS」(中島美嘉)だと思う。冨田ラボによる煌びやかでゴージャスな編曲が最高。
しばらくはこのプレイリストをずっとリピートで聴いていたいと思う。