make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

彼岸から聴こえる歌


●「おいおい、もうやになっちゃうよ。ゼロ年代もそろそろ終わりだぜ」。なんて声が全く聞こえてこないけど、今日、僕の耳に唐突に届きました。911でスタートした21世紀。もうすぐ2010年。2012年にはマヤの予言がどうのこうの…というのはありますが、さておき。2000年には大学生だった私も、立派な大人になりました。あれから10年たったなんて信じられません。
ということで、2010年目前企画。今になって考えてみよう、90年代。ということで、薄い青春を送った90年代にちょっと記憶を戻して、2009年〜2010年を見てみようと思ったりした。けど、風呂敷がいかんせんでかいし、体調も悪いので、ポツポツと。まずは、クチロロの三浦さんも何かでレコメンドしていた、Asteroid Desert Songsの盤(http://losapson.shop-pro.jp/?pid=11174082
)。いかにも90年代的だよね。ヒップホップ。電子音楽。ノイズ。ストックハウゼン&ウォークマンを思い出したりします。このアルバムの中でも、珠玉は「...Anyway, We'll Arrive At The Desert」という高井康生さんの歌。彼岸から聴こえてくるようです。Asteroid Desert Songsが進化・深化して、2007年に発表した「スマーフ男組の個性と発展」は、彼岸でブレイクダンスしているような一枚だったなあ。

スマーフ男組の個性と発展

スマーフ男組の個性と発展