make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

狼の死刑宣告


●ケヴィン・ベーコンという役者の味が絶妙に出た作品なのでは。ホワイトカラー・管理職であり、妻と息子2人がいるベーコンは「成功者」であるがしかし、ある事件でギャングに長男を殺される。そしてベーコンは…、みたいな話で、復讐の応酬が続き、派手な抗争へと発展していく。…実は観ていて、長男が殺されたくだりで結構涙ぐんでしまった。宣伝のように、ベーコンがギャングに「死刑宣告」する、というよりも、ギャングがベーコンに「死刑宣告」してきたら、それに立ち向かう、といった構図。ちょっと宣伝が派手すぎる感じもしますが、アクションシーンもしっかり魅せてくれるし、ガンアクションも面白い。観て損はしないと思います。