make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

バディムーヴィン!



先日、細田守氏が手掛けたルイヴィトンの映像をYouTubeで観て(http://www.youtube.com/watch?v=4C84FLwm3DA)、なんだこのPOPさは!と驚いた次第。同氏が監督する「時をかける少女」aka「時かけ」(http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/)をチェックせねば、テアトル新宿に向うが、意地の立ち見。客層は8割、メガネリュックakaアキバ。シンジュク@DEEP。んーナンセンス。で、結局、「こりゃだみだ」ってことで踵を返し、シブヤへ。目指すはライズX。「ビースティーボーイズ 撮られっぱなし天国」を観るため。ライズXは「バス174」以来。こちらはスカスカ。余裕を持って観る。
観客50名に、カメラを渡してライブ風景を撮ってもらうって趣向。実は、このライブ(04年のNY・マジソンスクエアガーデン / http://d.hatena.ne.jp/sassin01/20041008)、行く予定だったのだ!チケットとってたけど、観光しまくりで、行く気力がなかったのである。
さておき。観客50名のドキュメント交じりの構成なのかな、と思いきや、その要素がごく薄く、基本はライブライブライブ。往年のヒットチューンがこればかりと。途中で、「これタケイグッドマン?」みたいな編集・加工もなされ、ビースティーズ好きにはたまらん内容だと言える。ただ、あくまで、これは、ミュージックムービーだな。趣向はおもしろいけど、それが生かされているかって言われれば、微妙。
911以降のNYを意識させられる箇所も所々あって、政治的な側面もあったけどね。

http://tora-ten.com/pc/index.html
ちなみに、「撮られっぱなし天国」。この邦題はどうかな…と思う。