make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

アミューズメントの裏側には血が・・・



確かあれは、小学3年生の頃だったか・・・。はじめて○ィズニーランドへ行った。1982年に開園したはずだから、できて2、3年たったくらいの時。
世界観の統一。これにまずびっくりした。It's a small worldとか、完全に異次元の世界に誘われた。この体験を幼少期に受けるか否かで、人生観が多少なりとも変わるんじゃないか。それをそのまま引きずっていくか、実はそれは全くのウソなんだ、と気付くか、でまた人生は変わってくるんだけど。
いつの時代にもカルト話というか都市伝説で語り継がれるのは、「ディズ○ーランドの残酷物語」。実はあそこのアトラクションで子供が死んだ・・・みたいなハナシ。

さて、ティム・バートン監督最新作「チャーリーとチョコレート工場」を六本木ヒルズで観た。初日。ほぼ満席状態の劇場で泣く泣く前のほうで鑑賞。
清貧家庭に育つチャーリーを含んだ子供5人とその保護者が、ウォンカが経営する謎のチョコレート工場に招待される。その工場の内部は・・・。そしてウォンカが抱えるトラウマとは・・・。といったストーリー。
原作を読んでいないのでなんとも言えないが、やっぱりこれは完全なる寓話。寓話というメタファー。
チョコレート工場内部は、まるでディズニー○ンドのような異世界。ありえない世界観が描かれる。そこでステレオタイプに現代的なキッズ達がエライ目にあっていく。まあここらへんは水戸黄門スタイルか。

ディズ○ーはやっぱりウソなんだよ、って唾を吐いてデ○ズニー都市伝説話に花を咲かせるけども、たまに女の子と行くのもアリかな、と思っている男子が楽しめる映画だと思います。
http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/