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リチャードニクソン暗殺を企てた男


地震、雷、火事、親父」とはよく言ったものだが、この映画を見た後、その後に「ショーン・ペン」の名前を加えたくなった。
それにしても上の画像。映画のタイトルそのままにリチャード・ニクソンを殺そうとハイジャックした男を演じたショーン・ペン。ただの普通の男が緩やかに狂気に取りつかれていくさまを、怖いほどリアルに演じている。
内容的には、タクシードライバーに似ているし、それほど特筆すべき展開があるストーリーではないが。なにしろショーン・ペンの演技が突出している。
ちなみに、先日図書館に行った時、一人の目が据わっている若者が通りがかった。何やらブツブツ言っている。よく聞いてみると、「俺だって、来たくてこんな所に来てんじゃねえ、それを分かれって言うんだよ、畜生」と独り言。
そんな狂気が描かれているこの映画。
http://www.wisepolicy.com/the_assassination_of_richard_nixon/top.html