make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

2011年の記憶



■「ツリーオブライフ」
2011年に観た映画の中で、最も印象的だったのは「ツリーオブライフ」なわけで。父親と息子の関係性から、地球誕生までの振り幅、そして抽象度の高い映像はトラウマ的に記憶に焼き付きました。



■「悲しみのラッキースター
アルバム全体というよりも、この曲ばかりを繰り返し聴いていたような気がする。細野さんのボーカルがしみわたるビンテージポップスというか。おそらく今年一番聴いた曲は、これか、山下達郎「街物語」。

HoSoNoVa

HoSoNoVa



■「我時想う愛」
今年も多作なS.L.A.C.K.。中でも、このアルバムは最もメロウで良く聴いた。特に1曲目の「But Love」はとても好き。

我時想う愛

我時想う愛



■「summer rich feat. hitomitoi」
夏にはドリアンさんのこの曲を良く聴きましたね。車を運転しながら聴くと、滅茶苦茶良い。



■「Freaking Out」
アルバムよりも、こちらのEPの方が好きでした。Washed Outのアルバムも良かったです。Chill Wave系はとてもよかった1年かなと。また、これらを積極的に紹介していたTBSラジオ「HAPPY SAD」もよく聴いた1年だったな。

Freaking Out

Freaking Out



■「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」
昨年末の出版ですが、(たしか)今年読んで印象的だった1冊。アウトドアや登山に積極的になった一つのきっかけだったかもしれない。今年上梓された雪男のも、面白かった。

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む



最後に。
この曲が、今年を印象づける一曲だと思う。

最近腹いたの病気になって 薬飲んでお水で洗い流した 俺らは地球の病原菌かい? でも菌でもそれぞれ役割はあるんだ 価値観揺さぶるようなマグニチュードが いつもと同じような毎日を揺らした 弟が久々に飯を食いに来た時に いつもと同じような毎日を揺らした

現実と見つめなおすと素直に おしゃべりできない 津波のような侘しさ否悲しさは

一時的に世界の争いを流すかい これは売名行為だ 少し有名だからできるような売名行為だ 俺らを好きなちょっと不安な人たちが 少し元気になるような売名行為だ

テレビの前でネガになるのは 世界にとっても なんとなく毒だ ならとりあえず生きてる喜びのダンスを 自分の好きな所で踊る方がましだ 最近腹いたの病気になって 薬飲んでお水で洗い流した 俺らは地球の病原菌かい?でも病原菌の愛も捨てたもんじゃないぜ

ではでは、来年もよろしくおねがいします。