朝生鑑賞/「リクルート」という人材工場について、など。
●若手実業家を主眼においたテーマで放送される、との報を聞き、興味深く見た朝生。
田原さんの仕切り方、質問の仕方はきわめてテレビ的で、元々の気質はやっぱりテレビ屋さんなんだろうなーとか思いつつ、ホリエモンさんやチームラボの猪子さんの発言とかも面白く視聴した。なかでも、僕が気になったのは、「リクルート」という会社についてのくだりだ。実際、パネラーにもリクルート出身で起業した方も来ており、リクルートという会社の文化についても言及されていた。
僕自身、「リクルート」という名のつく企業(グループ会社ですけどね)に、ほんの数年だが在籍したこともあり(職種は営業じゃないですが)、やはりあの会社の層の厚さ、マインドの高さ、仕事の仕方については今思い出しても感心するところは多い。社内で長いキャリアを築こうと考えている人間は少なかったし、ここで何かしらのスキルや人脈を獲得して、それを元手に起業なり転職をしようという人間がほとんどだった。本当によく、「ここは学校だね」なんて言ってたのが想起される。
これだけの不況下の今、上場もしていないリクルート社の実態がどうなっているのかはよく分からないけど、とにかくあそこで主体的に働けば、多くのものを得られるのは確実。大学生の方で就職を考えている方。安定もいいけど、リクルート的な働き方で、20代を仕事漬けにするのもアリだと思います。いやホントしんどいと思いますけど…。
詳しくはこの本にも載っているので、ぜひ。
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/09/02
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 102回
- この商品を含むブログ (39件) を見る