make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

音楽との接し方


●最近、家の片づけをしているので、昔買った音楽雑誌がゴロゴロ出てくる。で、先日も記載したように「米国音楽」やら「クッキーシーン」やらが出てきて読み返すんだけど、特集とレビューが良い塩梅で、カタログ的でもあるところが改めて良かったんだなーと思ったりする。さて、2009年の今、こうした雑誌を買うと聞かれれば、ちょっと迷ってNOというと思う。実際、クッキーシーンは今も出てるけど、買ってないし(立ち読みのみ)。今、立ち読みではなく、家に持って帰って読む音楽雑誌は、bounceくらいだと思う。それで十分。ここ数年、僕が音楽を買う上で重要になっているのは、アンテナに登録させていただいているブログがメインなのかもしれない。会社の同僚たちとあまり音楽の話はしないし、CDなどの音源の貸し借りもほぼない。色んなブログで紹介されいるアーティストの音をmyspaceyoutubeiTunesで聴いて、買うか買わないかを判断している。――こんな感じで、近年、僕の音楽の接し方はますますカタログ的になってしまった。iPodの功罪なのかもしれないけど、50分とか60分、アルバムを通して聴くことはほとんどないし、気に入った曲だけを、かいつまんで聴いてしまう。なんかつまんなくなってしまったな、と自分でも思う。こう、音楽を接することで胸が高まった10代〜20代前半(90年代)に戻りたい感じである。