make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

それでも、



●『それでも恋するバルセロナ』。ウディ・アレンの日本公開最新作。舞台はその名のとおり、バルセロナ(というかスペイン)。なんとなくで観にいったため、期待値はゼロ。過去に、ウディ作品を1回観たが(タイトル失念)、あんまりに肌に合わず、それ以降積極的に観ることはなかった。しかしながら本作品、結構面白かった。寝ずに観れた。対極的な女性が主人公の、セックスコメディなんだけど、「自意識過剰アート女の鼻をへし折る」感じが、おもろかった。これがウディ作品ならではの「シニカルさ」なのねー、と気付いた次第。これ、表面的にはポップだけど、結構言わんとしていることは、酷いと思う(というかかなり毒舌)。