make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

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●たしか、オリコンランキング初登場4位。だったと記憶するオリジナルラヴの「EYES」。これを最近、毎日のように聴いている次第。オリジナルの発売が94年とか?それくらい。いわゆる「渋谷系」のど真ん中にいたわたくし、この洗練されたシティポップスに聞き惚れていたのは事実。オリジナルラヴは、デビューがジャズ路線で、アシッドジャズなどを経由し、ソウルやロック、時にはボサノバを吸収し、J-WAVE的流麗なポップスを奏で、その集大成版が、この盤。リリックこそ日本語だが、これに英語がのっていれば、まあブランニューヘビーズとか、そんな感じにきこえるかもしれない。ジャイルス・ピーターソンもセレクトしているかもしれない。と言ったら言い過ぎか。特に2曲目は夏にぴったりで、SDPのサマージャム95と併せて聴きたい。

◆追記。ここまで書いて、初期オリジナルラヴの再評価をすべきときにきたのではないか?と思っていたら。どうやら、初期盤が紙ジャケ仕様でリイシューされている模様。たしかに、セカンドアルバムである「結晶」は、和製ジャジーポップスの名盤と言えるし、たぶん、スクービードゥーとか好きな人もいけるのでは?4th&5thアルバム「風の歌を聴け」、「RAIBOW RACE」はアーシーなポップス集かつ、名曲ぞろいである。

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