make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

あかさたな



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今日は仕事中、車中でたまたまのたまたま、AMラジオにチューニングあって、1134メガヘルツこと文化放送をリスン。なんかよくわからないけど、武田鉄矢が熱弁。司馬遼太郎氏の著作を引き合いに出して、日本人・朝鮮人・中国人の国民性を説明。日本人は『恥ずかしいことすんな』という倫理観に基づいている。とのこと。わかったようなわからないような…で、なんだかんだで結構面白い話をしていた。ここ最近はAMを含め個人的にはラジオが熱い。オヤジへの一歩二歩。
で、そのあと、先日入手したTWIGYのニューアルバム『akasatana』をじっくり聴いてみる。今回の作品は、PREFUSE 73がビーツを提供。これが、いやもう相当マッチで。ライナーみると、ライセンスにWarpが絡んでいるので、グローバルな展開を見据えての盤だと思うのだが、いやもうTWIGYのフロウは言語を越えて感覚的で優雅。誌的で和の要素も含み、まるで枯山水。特に個人的には17曲目の『Teezoweezo.Com』が非常に好きな曲。最近、ジャジーヒップホップが食傷気味だっただけに、このエレクトロニカ・ヒップホップ盤がヒットだった。今年の新譜の中で一番の感さえあります。
松坂を筆頭に、今年も日本人がグローバルに活躍していますが、TWIGYがグローバルなフェイマスアーティストに、って考えただけでも身震いがする。ワックな作品ではなく『恥ずかしいことしてない』この作品で世界に切り込んでほしい。