make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

兄弟ユニット




SPANOVA『Fictional World Lullaby』(2003年11月19日)
SPANOVAのデビュー当時。んー。90年代後半くらいかな。なんかミュートマとかそういう音楽プログラムをだらっと見てて、知ったのが最初。少しラブライフとかぶっていたような印象に感じていて、結局、深く知ることなく時は流れた。
んで今。なんとなしに借りたこの盤。レーベルはfelicityに移籍していて、おやっ、と思い聴いてみると、非常に洗練されたポップスを孕みながらも同時代性も併せ持った、僕的にはツボな音になっていた。音響、エレクトロニカからヒップホップの匂いも感じさせつつ、ビーチボーイズ的なメロディ、ハーモニーも奏でる。今盤ではラップ調の曲もあったり。これは愛聴盤になりそうだ。