あのシリーズ最新作

バットマン ビギンズ [DVD]

バットマンシリーズは、ほとんど見ていないし、この手のアメコミ原作ものにいまいちアンテナが引っ掛からないので敬遠していたが…。
「意外に良いよ」という声が聞かれたため、物は試しと昨年公開された『バットマン・ビギンズ』を借りたら…これが、やはり意外に良い。というか、かなり好きだ。
本作は、スターウォーズでいうところのエピソード1。バットマンが誕生するまでを描いた作品である。全体のトーンはダークで、いわゆるハリウッド的な荒唐無稽で勧善懲悪なヒーローものではない。両親を殺されたと言うトラウマを抱えながら、ニート的生活を飛び出し、自分を追い詰めていく。「ヒーローは辛いよ」と言う点では、スパイダーマンにも似ているか。
空撮が多く、でかいスクリーンで見ればよかったと後悔したが、何だか続編もGOサインが出たとかいう情報もあり、期待が大きい。監督は、あの『メメント』のクリストファー・ノーラン。
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