make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

北の大地へ






夏の北海道は、何の因果か2年連続である。
去年は札幌〜小樽周辺。今年はもうちょっと足を伸ばして、ということで、旭山動物園富良野方面を目指した。
動物園行ったのは、小学生の遠足の時行った以来かもしれない。もう20年ぶりとか、そんなもん。いままで動物というものには全く興味がなかった。家畜としてならともかく、イヌやネコを「ペット」として飼育するのは人間のエゴや矛盾を表面化させる問題だと思っていた。が、近年、その思いも氷解しつつある。動物に歩み寄っている感すらある。人間の潜在的な本能の部分で、「違う種と接してみたい」という欲求が表出してきたかのようでもある。
とにかく、千歳空港でレンタカーを借り北上。一路旭山動物園を目指す。
この旭山動物園は、上野動物園の入場者数を上回ったことでも有名。北海道における観光スポットの目玉の一つになっている。言わずもがな、場内は人でわんさか。老若男女がそれぞれに動物たちを見入っている。サルやオラウータンの動きなんか面白いし、サイやゾウの大きさにも圧倒されたりする。トラやライオン、ホッキョクグマは夏バテか、だらんと横臥していた。
旭山の帰り道、「北の国から」で有名な富良野に寄る。ラベンダー畑とか。