make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

☆。.:*才×〒゛├ ─★⊃゛サ゛ィマフ、:・'゜☆




安室奈美恵と僕は同い年である。
「スーパーモンキーズ」としてデビューした彼女は以後ソロとなり次々とヒット曲を世に送り出した。現在の沖縄タレント(DA PUMP、SPEED、MAX、仲間由紀恵オレンジレンジ・・・)ブームを牽引した人物でもある。1995〜98年頃、"コギャルのカリスマ"としてメディアを席巻した安室氏は、TRFのSAMとの結婚で"できちゃった結婚"のイメージをプラスに転化させ、自由で才能があり、幸せで成功した女性像を創出した、傑出のタレントとも言える。
彼女を支持した女子中高生は俗に「アムラー」と呼ばれ、褐色の肌に厚底のブーツ、ミニスカート・・・、現在も渋谷109を総本山としてカテゴライズされる『ギャル』に繋がっていく。

sifow
この名を聞いたことがあるだろうか?彼女は"シホ有限会社G-Revo"を起業した「ギャル起業家」なのである。上の画像に見られるように自身のブログをムック化した本まで出版した。

元祖「ギャルの教祖」安室氏は、支持されるルックスにライフスタイルに加え、その歌唱力というタレント(才能)で当時のギャルたちに支持された。今やギャルに支持されるタレントは歌唱力でなく「ビジネス」となっているのか。
電車男」「59番目のプロポーズ」などのヒットからみて、「男低女高」の図式化が見えてきている現代日本。女性の持つ潜在的な強さが、さらに世に出ていく社会となっていくだろう。