CULT LEADER
群像12月号(講談社)の広告にて“時代を挑発する”と表現されていた阿部和重の新作。
このキャッチから、ふとある過去の記憶が直結した。それは、"CULT LEADER"とプリントされたTシャツ。この"CULT LEADER"とはもちろん、例の真理教のヘッドのことを指す。
デザインはジョナサン・バーンブルック(http://barnbrook.net/)。
今では六本木ヒルズのロゴデザインで有名である。
当時(90年代後半)、外から日本を見れば異様な文化を持ったエキゾチックでカルトな国と思われただろう。それだけに異国のクリエーターの興味をくすぐったのかもしれない。海外諸先進国における日本ブームはこれを発端としたかもしれない。
現大統領が再選した米国も外から見れば異様に思える。
今日日、“CULT LEADER"は米国大統領かもしれない.......