make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

ニューヨーク・レポート(2)

sassin012004-10-09

ニューヨーク・レポート 第二回
『皿は旅をする』


こんなバースを思い出した。"皿は旅をする 時を軽く超える"(「孤憤」THA BLUE HERB)。ここニューヨークで、フランソア・Kでもなくて、ケニー・ドープでもなくて、ましてやラリー・レヴァンでもなくて、perfumeの「ビタミンドロップ」でも、yes,mama ok?の「コーヒーカップでランデヴーって最高よ」でも、口ロロクチロロ)の「メローメロー」でも、何聴いても良いし、メルツバウだって灰野敬二だって良い。『その場所』で聴くことによって改めて感じることもある。

機内の乾燥で痛めつけられた喉を気にしながらそう思った。

というのも。タイムズスクエアで入ったヴァージンメガストア。今の時期といったら・・・、utadaの新譜。ここでどれだけの評価を受けているのか?この土地でどんな風に思われながら聴かれるのだろうか?そんな疑問を胸に探しました、皿を。

R&Bコーナー・・・ない。 HIPHOPコーナー・・・ない。 あら? ROCK&POPSコーナー。ありましたよ、ちょっと地味かな、すいませんって程度でしたが、ちょっとしたPOPは出てました。けど店に入って直ぐのPICKUPの所にはなかったなあ・・・。言ってみれば"m-floが韓国の歌姫を地味にプロデュースした"てなもんかな。凄く売れてそうな雰囲気はありませんでしたが。

そんなこんなで一向に直らない喉を、やけに甘ったるいジュースでごまかしながら初日が過ぎていった。