勝手に「蹴りたい背中」
”『初めての登校日... なんであんなことになっちゃたんだろう...
よりにもよってアイツと廊下の出合い頭でKISSしちゃうなんて...』
なんて、いかにも少女漫画的発想は、無い。
私は、物語に自惚れない。入っていかない。入っていけない。
私は、自分の感じたこと、思ったこと、考えることに裏付けの無い自信
があるし、自分の審美眼を曲げるつもりも無い。
この世の中は、(短絡的な言い方だけど)腐っているし、生理的に受け
付けない事象が多すぎる。
現にこの前電車に乗っているとき... 考えるだけでも生理が酷くなりそ
うなので考えるのを止めた。
耐えきれない、にごりきっている。
コンタクトを外した時、いつも考える。
「この濁って見える世の中が本当の世界なんじゃないか」と。
全ての事象はモニターの中で起こるし、それ以上の発想はできない。
と、思っていた。
と、思っていた。
「(短絡的な言い方だけど)!!”恋に落ちた”」。
いつも教室の、3つ前の席の、英語の時間は確実に寝ている彼の
横顔が素敵だ。
振り向いてほしい。
肩を優しく叩く、そんなことはできない。
背中を蹴ってでも振り向いて欲しい、怒った顔も素敵だと思うから。”
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「蹴りたい背中」(綿矢りさ)を読んだことがないけども、
こんな感じの話なのかなあ、と空想。
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次回は「世界の中心で、愛をさけぶ」(笑)