make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

ため息の出るような



掻いて掻いて、背中を掻いて。シャッ、シャッ。
と言いながら、一人ニヤける高校時代を過ごした僕にとっては、究極のDVD-BOXとも言える『恋のバカンスDVD』を会社の後輩に借りる。なんだか買う勇気がなくて。
しかし、これは、ヤバイ。などと汎用的な若者言葉で言ったしまったが、竹中直人のアドリブセンス、それに呼応するビシバシステム温水洋一片桐はいり、などの面々の醸し出す空気は、梶井基次郎檸檬』のようなものなのかもしれない。