make no statement

音楽や映画、本などの感想や、日々思うことなどをゆるく。

コミック2



なにげにスタジオボイスの特集に触発されたりして。んで幾つかマンガを買ってみた。

「鋼の〜」は今夏映画化されるようにアニメ化されて人気に拍車が掛かったマンガ。ガンガンコミックス(スクウェアエニックス)ゆえ、ファンタジー臭いとは思いつつも、主人公が冒頭で背負うもの=物語の原動力=カセが大きいので、インパクトある。主人公の性格も90年代以降顕著なクールだが正義を貫く系(めんどくせえなあ、とか言いつつ困っている人を助ける)なのが、今となってはステレオタイプなのかとか思ったり。
働きマン」と「ドラゴン桜」は同じモーニング連載なのね。買ってから気付いた。
個人的には、安野モヨコは男の感情までをも「分かっている」タイプだと思った。すげえ。創作する人間としてリスペクト。元ヤン弁護士の学校再建物語「ドラゴン桜」は、凄い『今』を感じる作品。勉強するにしても科学的に裏打ちされた"効率"を。
「岳」は山岳マンガ。これは個人的な趣味なんです。

東京湾のクジラ

マジで勘弁してくれ。
テレビニュース、そんなのでいいの?東京湾に迷い込んで顔を見せるか見せないかでキャアキャア言ってる中継なんてしていて。
「マジっすか」ってところだ。

まず今のテレビニュースは、まさに「テレビ」ゆえ、映像のインパクトが重視されることは常識。
さらに、
「見栄えが良い(派手、キレイとか)」
「独占」
「季節的(オンタイムなネタ)」
「速報」
「何かの事象に対するNO.1(1位とか1等・・・)」
「動物」
「子供」
という要素があればウハウハな状態なわけだ。

確かにクジラは動物だけどね、他にフォーカスを当てて取材する必要性/必然性があるネタはないのかよ、と。
いくら視聴率だ、スポンサーだって言っても、それは安直過ぎるだろう、と思った。