参院選と文系の女
社会人になって、4年目になるが、この世の中には
本当に多くの、それぞれにそれぞれの責任を負った
仕事があるなあ、と、痛感する。
楽な仕事もあれば辛い仕事もある。
誰かが、その仕事を担って、やらなければ、
歯車が合わない、そんな多種多様な仕事。
ここにもそんな一つの仕事が。
椅子(しかもパイプ椅子)に座って文庫本を読んでいる女性。
少し前かがみになって、小さなひざ掛けなんかを膝の
上に載せている。
程よくお洒落な眼鏡をかけている。
少し意志が強そうな面立ち。
(そんな女性、個人的には嫌いじゃあないのだが..)
今日、ちょっと早い参院選の投票に行ったら、
そんな雰囲気した、清楚な女性が出迎えてくれました。
どうもすいません、なんて表情の会釈をしたりして、
その人のちょっとした説明を聞いて、かわして、選挙用紙に文字を
書き込んだりしながらこういった仕事で、お金もらってるのか、と、
ただ率直に思った。
選挙にも雇用が生まれる(ウグイス嬢、選挙管理委員..)が、
それって必要なの?とただ単純に、思った。
自分のしている仕事が大きいとか小さいとか
プライドがあるとかないとか、そんな事じゃなく、
あんまり、いい気持ちはしない。
選挙するには金が要るとは言うが、
投票する/納税している人だって、その金を
担っている。
だから、あんまりいい気持ちはしない。
清楚な女性は嫌いじゃないですが。